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オープンソースの電子書籍管理ユーティリティ「Calibre」、最新版が公開
ブックカバーのグリッドビュー機能「Cover Grid」、仮想ライブラリ「Virtual Libraries」、「Microsoft Word」で作成した文書ファイルの変換機能などを備えた電子書籍管理ユーティリティの最新版「Calibre 1.0」が公開。
米国時間の8月23日、オープンソースの電子書籍管理ユーティリティ「Calibre」の最新版「Calibre 1.0」が公開された。
Calibreは、オープンソースながら大半の電子書籍フォーマットが編集できる、Linux/Mac OS X/Windowsに対応した電子書籍管理ユーティリティ。今回のCalibre 1.0は、2012年9月に公開されたCalibre 0.9に続くメジャーリリースだ。
最新版の機能としては、ブックカバーのグリッドビュー機能「Cover Grid」、仮想ライブラリ「Virtual Libraries」を装備。「Microsoft Word」で作成した文書ファイルの変換機能、メタデータのダウンロードソース追加、より使いやすくなった目次編集機能、フォントの埋め込みに関するフルサポート、PDFファイル出力機能の刷新などもポイントだ。さらに、より高速化されたデータベースバックエンドも特徴となっている。
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