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E Ink、“リフレッシュ現象”をほぼ解消した「E Ink Carta」を発表
PearlやMobius、Tritonなどの電子ペーパーを持つE Inkが最新世代となる「Carta」を発表。電子ペーパーの画面書き換えをほぼ解消したという。
台湾E Ink Holdingsは9月4日(現地時間)、同社のモノクロ電子ペーパーパネルの最新版「E Ink Carta」の生産開始を発表した。
Cartaは現行のモノクロ型電子ペーパーの白黒コントラスト比を50%させ、E Ink Regal Waveform技術を使い、ページめくり時に発生する“リフレッシュ現象”をほぼ解消したという。
採用製品第1号は、Amazon.comが今月から発売する第2世代「Kindle Paperwhite」シリーズになるとのこと。
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