ようこそ、Good e-Readerの比較動画コーナーへ。今日はAmazon Kindle Paperwhiteの初代モデルとなる2012年モデルと、第2世代となる2013年モデルをハードウェア(ライト部分含む)、ソフトウェアの両面から比較した動画をお届けする。
第2世代では、CPUが(前モデルの)800MHzから1GHzになったが、256MバイトのRAM、2Gバイトの内蔵ストレージは変わらず(編注:日本で販売されるモデルは4Gバイト)で、クラウドを活用することが推奨されている。
第2世代で大幅に洗練されたのはフロントライト。前モデルと比べ、青みのない自然な光がより均等に照射されるようになっている。前モデルがグレーっぽいと表現すれば、第2世代はまさに紙のような白さだ(動画で確認してほしい)。kobo gloやNook Simple Touchを大きく引き離したように感じる。また、第2世代では、輝度をワンクリックで最大にできる「MAX」ボタンが用意された。
第2世代で特徴的な機能の1つが、「Vocabulary builder」と呼ばれるものだ。ハイライトした単語などを集約し用例などを示してくれる機能だが、面白いのは、単語の用例を辞書ではなく、本の中の記述から持ってきてくれることだ。これらは単語帳のように使えるので、学習用途など広範囲で有用な機能になるだろう。
そのほか、子を持つ親が安心して子どもに端末を使わせるためのアクセスコントロールなどを提供する「Kindle Freetime」機能や、Amazonが買収した読書コミュニティー「Goodreads」の機能統合などもある(一部はソフトウェアアップデートで提供されるだろう)。
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