ニュース
電子カタログを切り抜いて利用――デジタルベリー「HTLM5デジタルカタログ」
デジタルベリーの「HTLM5デジタルカタログ」に、必要な範囲のみを切抜いてパソコン上に保存できる「切抜き保存機能」が追加。新たな営業ツールとして利用可能に。
デジタルベリーは10月30日、同社が提供する「HTLM5デジタルカタログ」に「切抜き保存機能」を追加した。
HTLM5デジタルカタログは、さまざまな印刷物のデータをデジタル変換してWeb上で閲覧可能とするもの。印刷・発送の手間やコストを軽減できるなどのメリットがある。今回追加となる切抜き保存機能では、デジタルカタログ上の必要な範囲を切抜いてパソコン上への保存が可能に。また、保存したデータは簡単に貼り付けできるので、例えば提案書や企画書に、カタログから切り抜いた情報を貼り付けたり、客先にメール添付するといった利用場面が想定できる。
機能の制作費は5万円で、2冊目以降は2万5000円。なお1冊のページ数が100ページを超えた場合、100ページごとに1万円加算となる。
関連記事
- Adobe Systems、Digital Publishing SuiteをiOS 7対応、業界指定の購読者算定も
Adobe Systemsが「Digital Publishing Suite」をアップデート。iOS 7への対応と詳細な媒体状況リポートが特徴。 - シャープ「リナザウ」のカタログも時空を超えて無料配布
「シャープ製品カタログ復刻版」の第2弾として、「リナザウ」の名称でも親しまれた「Zaurus SL-C700」のカタログがGALAPAGOS STOREで無料配布されている。 - リコー、デジタルカタログ制作にAdobeのDPS採用
リコーがデジタルカタログ制作にAdobeのDigital Publishing Suiteを採用。デジタルリッチなソリューションの採用により紙カタログの経費削減と営業ツールとしてのカタログに強力な付加価値を持たせた。 - 全業種で見た場合、電子化ニーズの77%は「商品カタログ」
米国の電子ドキュメント・電子書籍制作サービス会社がまとめた調査結果によると、全業種での電子化ニーズで最も高いのは商品カタログで、1〜2年以内にすべて電子化をしたいと企業は考えているようだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.