ニュース
E Ink、重量・厚さを半分に減らした電子ペーパー「Fina」を発表
E Inkが重量・厚さを従来の半分に減らした電子ペーパーディスプレイ「Fina」の生産開始を発表。13.3インチで60グラムの軽さを実現。
台湾E Ink Holdingsは12月2日(米国時間)、重量・厚さを従来の半分に減らした電子ペーパーディスプレイ「Fina」の生産開始を発表した。
E Inkでは2013年5月にプラスチック製基板を採用した「Mobius」を生産開始しているが、このFinaではガラス基板ベースでそのまま改良。例えば13.3インチで60グラムという軽さを実現しているという。
製品第1号として老舗電子書籍端末メーカーのPocketBook Internationalがまもなく発売する、建築現場向け電子図面端末「Pocket CAD Reader」が決定しているとのこと。
関連記事
- E Ink、“リフレッシュ現象”をほぼ解消した「E Ink Carta」を発表
PearlやMobius、Tritonなどの電子ペーパーを持つE Inkが最新世代となる「Carta」を発表。電子ペーパーの画面書き換えをほぼ解消したという。 - E Ink RegalとCartaの真実
電子ペーパーはもう終わった――そんな声が少し前にはささやかれていたが、技術革新が進み、息を吹き返しつつある。ここでは、2013年時点の電子ペーパーを概観してみよう。
関連リンク
Copyright 2015 hon.jp, Inc. All Rights Reserved.