米著作権ニュースサイト「Copyright and Technology」によると、今年2月に独立系3書店がAmazon.comと出版大手6社を相手取り、電子書籍のDRMが公正な競争を阻害しているとして訴訟を起こした件について、ニューヨーク連邦地裁が訴えを棄却した模様。
訴訟を起こしていたのはBook House of Stuyvesant Plaza(ニューヨーク州アルバニー市)などの独立系書店オーナーたち。Amazon.comと大手出版社が作品をDRM保護していることが原因で、書店業界における電子書籍販売で不均衡が起こり、結果的にAmazonの競争優位につながっていると主張していた。
棄却について、ニューヨーク連邦地裁の担当判事は、DRMの有無はAmazonの競争優位の根拠にはならないと判断を明らかにしている。
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