米Amazon.comは3月12日(現地時間)、出版子会社Amazon Publishingがドイツ語圏に参入することを発表した。
Amazonは電子書籍端末「Kindle」シリーズの販売と並行して、2009年からニューヨーク本部を中心に独自の出版社事業部門「Amazon Publishing」をスタート。有名編集者やカリスマ図書館司書を多数リクルートし、複数の書籍レーベルに分けて人気電子書籍を紙書籍化して販売展開している。
ルクセンブルクに本部を置くAmazon Publishingの欧州部門では、まず英書の翻訳からスタートするとのこと。
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