ロゴスウェア、eラーニングにデジタルブックを活用できる仕組み提供
デジタルブック作成ソフト「FLIPPER U」と、eラーニング学習管理システム「Platon」を組合わせて、学習者ごとの閲覧状況をページ単位で把握。「読書型コンテンツ」のeラーニング活用を支援する。
ロゴスウェアは3月19日、デジタルブック作成ソフト「FLIPPER U(フリッパー ユー)」と、eラーニング学習管理システム「Platon(プラトン)」をバージョンアップし、デジタルブックにページ単位閲覧履歴を取得して、進捗管理する機能を実装。eラーニング教材としてデジタルブックを有効利用できる仕組みを整えた。
FLIPPER Uの最新版では、デジタルブックの閲覧状況をページ単位で把握し、学習者1人ごとの閲覧状況把握も行えるように。また、FLIPPER Uで作成したデジタルブックを、教材としてPlatonに登録すると学習の進捗状況を把握できるようになる。
eラーニングはスライドで講義する「講義型コンテンツ」と、理解度を確認する「テスト型コンテンツ」で構成されることが多い。しかし、受動的な学習だけでは不十分なことから、学習者が自ら本を読むことによって能動的に学ぶ「読解型コンテンツ」を追加、その進捗状況を管理できるようになった。2つのツール間ではeラーニング標準規格SCORM(1.2および2004)に準拠した通信が行われているため、FLIPPER Uで作成したコンテンツをPlaton以外の学習管理システムでも比較的小さな改造で活用可能となっている。
機能追加の対象は「FLIPPER U 4.1.4」および「Platon1.7.2」で、実装時期は3月中旬。社内の規程書や手順書などをそのまま学習コンテンツ化できるようになり、コンテンツの幅が広がるとともに、制作の効率化も実現できる仕組みだ。
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