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横国大、千葉大、お茶大の3学長が図書館連携に合意――公私立大初の共同分散保存
横浜国立大学、千葉大学、お茶の水女子大学の3学長が図書館連携について合意。公私立大の図書館初となる「共同分散保存(シェアード・プリント)」に着手するという。
横浜国立大学、千葉大学、お茶の水女子大学の3学長は4月9日、図書館連携について合意した。
3大学は、大学図書館内に収納されている書籍の冊数や蔵書、学術資料などの増加を受け、紙媒体雑誌のバックナンバーを共同で保存・管理する「共同分散保存(シェアード・プリント)」に着手。国公私立大学の図書館でははじめての試みとなっており、3大学は今後も図書館機能の充実や高度化に向けて、単独大学では解決不可能な課題へ取り組んでいくという。
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