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第34回横溝正史ミステリ大賞、大賞作は藤崎翔『神様のもう一つの顔』
KADOKAWA主催、第34回「横溝正史ミステリ大賞」の最終選考会が行われ、大賞作品に藤崎翔さんの『神様のもう一つの顔』が選ばれた。
KADOKAWAは4月17日、「第34回横溝正史ミステリ大賞」の受賞作を発表した。大賞となったのは、藤崎翔さんの『神様のもう一つの顔』。
同賞は、ミステリ作家の横溝正史にちなんで1980年に設けられた賞。受賞作品は角川書店BCから刊行される。第33回には伊兼源太郎さんの『アンフォゲッタブル』(単行本化にあたり『見えざる網』にタイトルを変更)が、第32回には菅原和也(菅原蛹から改名)さんの『さあ、地獄へ堕ちよう』と河合莞爾さんの『デッドマン』(『DEAD MAN』から改題)がそれぞれ刊行されている。また、大賞受賞者には、金田一耕助像と、副賞として400万円が、優秀賞には30万円がそれぞれ贈られる。
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