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光文社は5月22日、第8回小説宝石新人賞の受賞作品を発表。優秀作には大西智子さんの『カプセルフィッシュ』が選ばれた。応募総数は911作品。
同賞は光文社が主催する公募型の新人文学賞。過去には大田十折さんの『草葉の陰で見つけたもの』(第1回)、中島要さんの『素見(書籍化の際、『ひやかし』へ改題)』(第2回)などが受賞している。
5月22日発売の『小説宝石』6月号には、優秀作に選ばれた『カプセルフィッシュ』のほか、選考委員の朱川湊人さんと唯川恵さんによる最終選考会の様子や、作者・大西智子さんの言葉も掲載されている。
受賞した大西さんには、賞金として50万円が贈られる。
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そのほかJR賞、産経新聞社賞など計8作品が選出された。
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