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第11回「ミステリーズ! 新人賞」に浅ノ宮遼『消えた脳病変』

応募総数は592作品。選考の詳細については『ミステリーズ! vol.67』に掲載予定。

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 東京創元社は8月1日、第11回「ミステリーズ! 新人賞」の最終選考会を開催。新保博久・法月綸太郎・米澤穂信の3選考委員により、浅ノ宮遼さんの『消えた脳病変』が新人賞に選出された。応募総数は592作品。

 浅ノ宮さんは、第10回の同賞でも第1次選考を通過している。現在は医師をしているという。

 同賞は、推理小説を対象とした公募型の新人文学賞。過去の受賞作は、高井忍さんの『漂流巌流島』(第2回)、滝田務雄さんの『田舎の刑事の趣味とお仕事』(第3回)、梓崎優さんの『砂漠を走る船の道』(第5回)など。

『田舎の刑事の趣味とお仕事』(滝田務雄)
『田舎の刑事の趣味とお仕事』(滝田務雄)
『叫びと祈り』(梓崎優)巻頭に『砂漠を走る船の道』を掲載
『叫びと祈り』(梓崎優)巻頭に『砂漠を走る船の道』を掲載

 選考の詳細については、10月発売の『ミステリーズ! vol.67』に掲載予定。浅ノ宮さんには、正賞として懐中時計と、賞金30万円が贈られる。

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