KADOKAWA アスキー・メディアワークス ブランドカンパニーは10月10日、第21回「電撃大賞」の最終選考結果を発表。小説部門では、鳩島すたさんの『陸なき惑星のパラスアテナ〜二少女漂流記〜』と新田周右さんの『φの方石』が大賞をW受賞した。イラスト部門とコミック部門では大賞作品は出なかった。応募総数は6231作品(小説5055作品、イラスト753作品、コミック423作品)。
電撃大賞は、小説部門の「電撃小説大賞」とイラスト部門の「電撃イラスト大賞」、コミック部門の「電撃コミック大賞」の3部門からなる公募型の新人賞。1994年に電撃ゲーム3大賞として誕生し、2004年の第11回で電撃3大賞に名称を変更、2005年の第12回に現在の電撃大賞へと名称を変更した。
大賞を受賞した鳩島すたさんと、新田周右さんさんには正賞と、副賞として300万円が贈られる。また、第21回の受賞作品・受賞者に関しては、小説部門は2015年2月以降の文庫発売、イラスト部門は文庫のカバーイラストとしての起用、コミック部門は電撃コミック各誌への掲載などを予定しているという。
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