ニュース
第10回MF文庫Jライトノベル新人賞、最優秀賞に越智文比古さんの『Yの紋章師』
優秀賞に塀流通留さんの『阿頼耶識冥清の非日常』、審査員特別賞に未味なり太さんの『救われる世界と生贄少女の変なカミサマ 〜でも、願いはちゃんと叶えてくれます〜』、佳作に鎌倉となりさんの『底辺かける高嶺の花』が選ばれた。
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
KADOKAWAの社内ブランド・メディアファクトリーが主催する第10回「MF文庫Jライトノベル新人賞」の選考結果が発表。最優秀賞には、越智文比古さんの『Yの紋章師』が選ばれた。応募総数は1836作品。
同賞は、2004年に始まった公募型の新人文学賞。年4回の選考でそれぞれ佳作を選び、その中から最優秀賞、優秀賞を選出する。第10回の審査委員はあさのハジメさん、さがら総さん、三浦勇雄さんの3名。
過去には、名波薫2号(西野かつみに改名)さんの『彼女はこん、とかわいく咳をして(『かのこん』に改題)』(第1回 佳作)、あさのハジメさんの『まよチキ! 〜迷える執事とチキンな俺と〜(『まよチキ! に改題』)』(第5回 最優秀賞)、天出だめ(さがら総に改名)さんの『変態王子と笑わない猫(『変態王子と笑わない猫。』に改題)』(第10回 最優秀賞)などが受賞している。
そのほか、優秀賞に塀流通留さんの『阿頼耶識冥清の非日常』、審査員特別賞に未味なり太さんの『救われる世界と生贄少女の変なカミサマ 〜でも、願いはちゃんと叶えてくれます〜』、佳作に鎌倉となりさんの『底辺かける高嶺の花』が選ばれた。
受賞者には正賞として楯と、最優秀賞には賞金100万円、優秀賞には賞金50万円、佳作には賞金10万円が贈られる。
関連記事
- 第11回「ミステリーズ! 新人賞」に浅ノ宮遼『消えた脳病変』
応募総数は592作品。選考の詳細については『ミステリーズ! vol.67』に掲載予定。 - 第2回 日本エンタメ小説大賞の受賞作が発表、大賞作は出ず
優秀賞は、田井庸介さんの『幻想のソネット』と山田明さんの『マラバ・テマルとの十四日間』。2作品はリンダパブリッシャーズから出版予定。 - 大賞作品は映像化――ミライショウセツ大賞が新設、KADOKAWAほか5社共同で
優秀作品の書籍化に加え、大賞作品はアニメ化や映像化などで展開していく。 - 第21回小学館ノンフィクション大賞が発表、大賞作品は出ず
優秀賞には、宮下洋一さんの『産めない先進国―世界の不妊治療現場を行く』と、角岡伸彦さんの『ゆめいらんかね―やしきたかじん伝』が選ばれた。 - 第36回講談社エッセイ賞に末井昭『自殺』、他2賞も決定
講談社ノンフィクション賞には清武英利の『しんがり 山一証券 最後の12人』、講談社科学出版賞には大栗博司の『大栗先生の超弦理論入門 九次元世界にあった究極の理論』がそれぞれ選出された。 - 第27回ファンタジア大賞、金賞には対照的な2作品が選出
金賞には見波タクミさんの『逆襲のスライムトレーナー』と、日暮晶さんの『二・五次元スリーセブンズ』が選ばれた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.