シャープは、日本標準とタブレット向けデジタル教材を共同開発し、日本マイクロソフト協力の下、11月下旬に佐賀県多久市の公立小学校で実証研究を開始する。
教材は「デジタル版 学力到達度診断」「デジタル版 プリント教材」で構成。初めに学力到達度診断テストで各児童の学習課題を分析した後、学習の習熟度に応じた教材で知識・理解の定着を図っていく。
さらに、シャープの学校向け教育支援システム「スタディシリーズ」を活用し、教員が各児童の進捗度合いや回答の所要時間など学習状況を細かく把握することも可能。
実証研究の対象校は佐賀県多久市の公立小学校3校で、参加数は5年生の2クラス約200人。実施期間は11月下旬〜2015年3月上旬を予定している。使用機器はWindows OS搭載タブレット約200台、ソフトウェアは「スタディシリーズ」のInteractive Studyを使用する。
シャープは今回の実証研究の成果に基づき、2015年度以降に全国の小学校へ向けタブレットや電子黒板などの活用を提案していくという。
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