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電子書籍の利用意向には画面サイズが大きく影響、ビューンのアンケート調査
利用端末はiPadが最も多く、iPhone 6 Plus所有者の電子書籍利用意向は8割と高くなった。
ビューンは11月10日、iPhone/iPadにおける電子書籍の利用意向についてのアンケート結果を発表した。対象はiPhone/iPadに両対応した電子雑誌の読み放題サービス「ビューン」アプリの利用者で、期間は10月23日〜10月28日。回答者数は1034人。
アンケート結果によると、電子書籍を読む際によく使う端末はiPadが83%で最も多く、iPhoneは15%となった。iPhoneで読まない理由は「画面が小さく読みづらいから」が65%となっている。iPhone 6 PlusとiPhone 6所有者に電子書籍の利用意向を聞いたところ、iPhone 6 Plus所有者は79%、iPhone 6所有者は54%が「電子書籍を読みたい」と回答した。
ビューンでは今回の結果を受け、iPhoneでも快適にビューンを利用できるよう画面のデザインを大幅に変更。さらに抽選で1500円分のiTunes Cardが当たる「ご愛顧感謝キャンペーン」も実施中。キャンペーンの対象はiPhone/iPad両対応版アプリ利用者で、雑誌またはコミックの読み放題会員。応募受付は11月30日まで。
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