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小学4〜6年生女子、スマートフォン使用率は9%、電子書籍の読書経験は約37%
KADOKAWAが「子どもライフスタイル調査2013夏」を実施、小学4〜6年生女子のスマートフォン使用率などを調査した。
KADOKAWAは10月18日、実施した「子どもライフスタイル調査2013夏」の結果を発表した。
調査対象は、アスキー・メディアワークスが発行する女の子向けゲーム&キャラクター情報誌「キャラぱふぇ」読者で、回答者から抽出した女子小学生。4〜6年生では249件。
「現在使っているデジタル情報機器は何か」の質問に対して、「iPhone/iPhone以外のスマートフォン」の合計、「iPad、iPad mini/それ以外のタブレット」の合計がそれぞれ8.8%だった。「今後ほしいと思っているデジタル情報機器」ではスマートフォンが48.2%、タブレットでは30.1%だった。
スマートフォンを欲しいと回答した人たちを対象にした「スマートフォンでやりたいこと」には「ゲームをする」が最も多く72.5%、「次いでメールをする」(50%)「音楽を聴く」(48.3%)となったが、「電子書籍・雑誌などを見る」も14.2%となった。
「電子書籍・雑誌を読んだことがあるか」の質問では36.9%が「ある」と回答。読んだことのない人たちでも42%が「今後読んでみたい」と回答した。小学1〜3年では、それぞれの問いに対する回答が18.4%、33.1%で、高学年の方が電子書籍に対する認識の高いことが分かった。
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