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『犯罪』を超えるか? シーラッハ最新長編『禁忌』が1月10日に発売
本屋大賞の2012年翻訳小説部門で1位となった『犯罪』の著者であるフェルディナント・フォン・シーラッハの最新作『禁忌』が1月10日に発売する。
東京創元社は、1月10日に『禁忌』(著:フェルディナント・フォン・シーラッハ、訳:酒寄進一)を発売する。価格は1836円(税込)。
本作は、本屋大賞の2012年翻訳小説部門で第1位を獲得した『犯罪』をはじめ、『罪悪』『コリーニ事件』など既刊累計が200万部を超えるシーラッハ氏の最新作。ドイツ名家の御曹司であるゼバスティアンを主人公に、小説家でもあり現役の弁護士である著者が芸術と人間の本質、法律の陥穽について描いたもの。世界初となる日本での舞台化も決定している。
ページ数は240ページで、著者による日本版オリジナルエッセイ「日本の読者のみなさんへ」を収録。また、解剖学者の養老孟司氏、俳優の橋爪功氏も推薦コメントを寄せている。
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