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徳間書店は1月20日、東京・丸の内の東京會舘で第17回「大藪春彦賞」の選考会を実施。青山文平さんの『鬼はもとより』と、月村了衛さんの『コルトM1851残月』を選出した。選考委員は、大沢在昌さん、今野敏さん、馳星周さん、藤田宜永さんの4名。
同賞は、作家・大藪春彦さんの業績を記念し、その物語世界を引き継ぐ新進気鋭の作家および作品に贈られるもの。過去には、福井晴敏さんの『亡国のイージス』(第2回 2000年)、梓崎優さんの『リバーサイド・チルドレン』(第16回 2014年)、西村健さんの『ヤマの疾風』(同)などが受賞している。
贈賞式は3月6日の午後6時から、東京プリンスホテルで開催予定。副賞として、青山と月村さんには賞金250万円が贈られる。
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