三省堂書店に行くと手に入る『磯部磯兵衛物語』の描き下ろしストーリー、さっそく試してきたで候
近距離無線通信技術「iBeacon」を使ったO2O施策。三省堂書店で働くことになった磯兵衛が描き下ろしで読めるぞ。
三省堂書店と集英社は2月4日、iBeaconを活用した『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』(仲間りょう)描き下ろし作品の配信を開始した。実施店舗は、「神保町本店」「海老名店」「名古屋高島屋店」の3店舗。
閲覧には「クラブ三省堂」アプリのダウンロードが必要(会員登録は不要)。集英社は2014年に開催した「わたしのマーガレット展」でもiBeaconを積極的に活用することで、特定の場所、例えば書店などでコンテンツをプッシュ型で配信できるようにし、足を運んでもらうための施策としている。今回のケースもまさにそうしたものだ。なお、クラブ三省堂アプリはAndroid版もあるが、今回コンテンツを受け取れるのはiOS端末のみとなる。iBeaconの利用方法についてはこちらが詳しい。
「磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜」は、集英社の漫画誌『週刊少年ジャンプ』で連載中の作品。いつもだらだらしている武士・磯部磯兵衛らの日常を描いたギャグ漫画で、浮世絵チックな画風が特徴。描き下ろしでは、三省堂書店で働くことになった磯兵衛を描いている。
三省堂書店神保町店では、今回のために特設コーナーを設置。磯兵衛の特大ポップは書店員による力作だという。
今後は、2月10日と2月20日にそれぞれ新たな話の配信が開始される。一度端末にダウンロードされた話は、以降iBeaconの接続なしに読むことができる。閲覧期限は2月28日まで。
配信開始日とタイトル
第一話:2月4日「人の為に謀りて忠ならざるか」
第二話:2月10日「朋友と交わりて信ならざるか」
第三話:2月20日「習わざるを伝うるか」
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