LINEは2月25日、同社のスマートフォン向け電子コミックサービス「LINE マンガ」で、オリジナルの作品を投稿できる「LINEマンガ インディーズ」をスタートした。
LINEアカウントがあれば誰でも投稿でき、ジャンル/縦読み・横読み/カラー・モノクロ/読み切り/連載などは問わない。1ページでの投稿も可能だという。
サービスの開始に合わせてLINEマンガインディーズGPを開催。エントリーは不要で、期間中に投稿されたすべての作品が対象となる。グランプリ(1名)と準グランプリ(2名)にはそれぞれ賞金100万円と50万円のほか、LINE マンガでの連載権が与えられる。特別賞(3名)には20万円、ノミネート賞(20名)には5万円が贈られる。応募期間は4月24日まで、4月下旬にノミネート作品が発表されたあと、ユーザー投票を実施、5月上旬に結果発表となる。
こうした作品投稿の場をサービス内に用意し、良質な作品や作家の囲い込みを進めようとする動きは盛んで、comicoのほか、BOOK☆WALKERの「BWインディーズ」、集英社の「少年ジャンプルーキー」、ディー・エヌ・エーの「マンガボックス インディーズ」などがある。1月末には1000万ダウンロードを突破したLINEマンガでこの取り組みが始まったことで、この領域での存在感を高めそうだ。
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