KDP×comicoでデジタルマンガはどう変わる? 「四畳半マンガ家のためのデジタル戦略講座」が開催
電子出版の現状とマンガ家がとるべき戦略を、アマゾンジャパンとNHN PlayArtの担当者が語る。
京都市とNPO法人NEWVERY トキワ荘プロジェクトは3月24日 、関西在住のマンガ家などに向けたセミナー「四畳半マンガ家のためのデジタル戦略講座」を総合学園ヒューマンアカデミー京都校で開催する。参加費は無料。
電子出版が進み市場規模は1000億円に達したが、その大部分を占めているのはデジタルマンガだ。その現状とマンガ家がとるべき戦略を、KDPを展開するアマゾンジャパンと、comicoを展開するNHN PlayArtの担当者を招いてクロストークを行うという。
無料のデジタルマンガ誌の代名詞ともなったcomicoと、デジタルコミック販売で大きなシェアを占めるアマゾンとマンガ家どう向き合い、どう使い分けるのがベストなのか、それぞれのプラットフォームに適したマンガの企画、製作方法とは? といった具合に、この珍しいこの組み合わせには興味が尽きない。要注目のイベントとなりそうだ。
イベント概要
日時:3月24日 午後7時〜午後9時半(予定)
場所:総合学園ヒューマンアカデミー京都校
住所:京都市下京区四条通り柳馬場東入ル 立売東町12-1 6F
登壇者:NHN PlayArt 大藤充彦氏(comico事業部 事業プロデューサー)/アマゾンジャパン 小菅祥之氏(Kindleコンテンツ事業部Kindleダイレクト・パブリッシング担当部長)
進行:菊池健氏(トキワ荘プロジェクトディレクター)
対象:関西在住のプロ漫画家、志望者、学生、マンガ関連教員など基本はマンガ関係限定
定員:50名
申し込み先:http://tokiwa-so.net/news/kyoto/2364/
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