メディバンは3月26日、同社が展開する電子書籍の無料取次サービス「メディバン パブリッシング」において、同社の電子書店「メディバン」に公開するだけで、無料作品を手数料なしでiBooks Store、Google Play ブックス、楽天Kobo電子書籍ストアの3ストアへ配本できるようになった。
同社は、電子書店「メディバン」の運営のほか、無料のマンガ制作ソフト「クラウドアルパカ」、無料のマンガ制作アプリ「マンガネーム」を提供している。手数料なしでの無料作品の取次は、業界初のサービスだという。
無料作品の取次ができるようになったことで、1話を試し読みとして配信し、以降を有料配信するといった販売方法を採ることも可能に。なお、有料作品の配本では、Amazon Kindleストアも対応している。こちらも手数料はかからない。
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商用利用も可。 - 手数料0円、1回の申請で4ストアへ配信できるメディバンの電子書籍配信サポートサービス
配信先は、Amazon Kindleストア、iBooks Store、Google Play ブックス、楽天Kobo電子書籍ストア。 - 外出先でもネームが描ける クラウドに保存できる、スマホ向けアプリ「マンガネーム」
クラウド保存したネームはマンガ制作ソフト「クラウドアルパカ」で編集可能。 - メディバン、無料の電子書籍販売代行サービスを開始
手数料は0円で、ロイヤリティはAmazon Kindleストアでの独占販売の場合70%、他のストアと並行して販売する場合は35%。
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