JTBパブリッシングは4月6日、同社の電子書店「たびのたね」で、主婦と生活社発行の女性誌『週刊女性』に掲載された旅行・おでかけ情報を、「週刊女性アーカイブス」として記事単位での販売を開始した。週刊誌のコンテンツを扱うのはこれが初。
販売されているのは、2014年6月17日号から2015年1月1日号までに「週刊女性」に掲載された旅行関連の記事の抜粋版。週刊誌ならではのピンポイントで深いコンテンツは『るるぶ』などの旅行ガイド誌とはまた違った魅力があるが、同ストアの特徴である「まとめたね」機能でそれらを自分だけの一冊にしていくのは便利。現在は北海道・東京駅・鎌倉・浅草エリアなどたびのたねでカバーしているエリアの記事を用意。価格は1タイトル当たり50円(税別)。
たびのたねは、北海道・沖縄の旅行ガイドやご当地本の電子版を提供するストアとして2014年10月にオープン。購入したものを組み合わせてオリジナルの1冊を作ることもできる。1月27日には九州エリアが、2月24日には関東エリアを、3月27日には北陸エリアを追加し、全国のカバーも近そうだ。
関連記事
- 電子書店「たびのたね」北陸エリアを追加、30%オフキャンペーンも
九州エリア、関東エリアに続き。 - ブック・コーディネーター内沼晋太郎が見た全国の本屋、「たびのたね」で連載スタート
内沼晋太郎が全国各地の本屋を直接取材、その様子を独自の視点で語る。 - JEPA電子出版アワード、大賞はJTBパブリッシングの「たびのたね」
2014年の電子出版を象徴するプレーヤーが受賞。いずれも来年の更なる躍進を期待したい。 - ソーシャルDRMに合本機能――JTBパブリッシング「たびのたね」はこうして生まれた
JTBパブリッシングが10月にオープンした「たびのたね」。いわゆる電子書店に分類されるが、そこにはユニークな機能と信念が備わっている。開発チームの3人にたびのたね誕生の背景、そして今後の狙いについて聞いた。 - これからの旅の友――JTBパブリッシングが電子書店「たびのたね」をオープン
旅行ガイドブックや雑誌を1記事から購入できる電子書店。購入したものをまとめた自分だけのガイドブックの作成機能も。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.