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紙の本を買うと電子書籍が半額に――DNPとトゥ・ディファクトの「読割50」始まる
さっそく試してみたぞ! 書籍も含め、紙と電子版の両方を安価に手に入れるための現時点でよい方法の1つだ。
大日本印刷(DNP)とDNPグループのトゥ・ディファクトは4月15日、紙の本を購入すると同一商品の電子版を半額で購入できる新サービス「読割50」の提供をスタートした。
紙の本を、ハイブリッド書店サービス「honto」のネット通販で購入するか、丸善・ジュンク堂書店・文教堂のhontoポイントサービス実施店でhontoカードを提示して購入すると、hontoで配信中の同一商品の電子版を半額で購入できる(クーポンの併用も可能)。割引には期限があり、紙の本購入から5年間以内(購入時に電子版が発売されていないものは、電子版発売から5年間以内)。
honto上で半額となるタイミングは、購入した紙の本がhontoの「マイ本棚」に登録された時点。購入方法によって登録までの時間が異なり、丸善・ジュンク堂・文教堂で購入した場合は、翌日の登録となる。
サービスの対象商品は、hontoおよび、hontoポイントサービス実施店で販売している紙の本(ポイント対象商品)の内、電子版がある商品(紙の本と電子書籍のISBNコードが一致する商品、一部対象外)。読割50のサービス開始以前に購入した場合でも条件を満たしていれば半額の対象となる。紙の本購入時に対象の電子版が存在しないものも、後日電子版が発売され、読割50の対象となれば半額で購入できる。
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