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8歳でもプロ並みに上達、トキワ荘プロジェクトのMANZEMI4カ月コースが開講
通常は単発で開講している背景作画講座「MANZEMI」を4カ月の中長期型として開講する。
トキワ荘プロジェクトは6月16日〜10月末日に掛けて、漫画家の現場で通用する背景作画の技術を身に付けるための講座「MANZEMIプロフェッショナルコース」を開講する。
MANZEMIとは、集英社の漫画誌『ジャンプSQ.』で連載されていた「ジャンプSQ.マンガゼミナール MANZEMI」を講座化したもの。通常は単発で開講しているが、今回は4カ月の中長期型での開講となる。修了後、希望者にはアシスタントとして採用されるよう支援プログラムを実施する予定だという。
講師には、「ポケットモンスター」公式デザイナーの一人であり、“2.5次元マンガ”(関連記事)なども手掛ける漫画家の斉藤むねおさんと、原作者・編集者の喜多野土竜さんが就く。喜多野土竜さんは複数メンバーによる共同ペンネームで、今回の講座では出版社に約10年間勤務し、2011年からは京都嵯峨芸術短期大学マンガ分野非常勤講師を務めるメンバーが担当するという。
会場は、東京・池袋のがんばれ子供村4F研修室。講座の対象年齢は18歳以上(高卒以上)で、定員は20名。講義時間は、毎週火曜日の午後7時半〜午後10時10分まで。費用は14万2000円(税別)となっている。詳細はMANZEMIの特設ページにて確認を。
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