英The Booksellerによると、図書館団体Society of Chief Librariansと出版社団体Publishers Associationが2014年3月から行なっていた図書館での電子書籍販売実験が終了したとのこと。
この実験調査は英国内の公共図書館数カ所で行われたもので、電子書籍の貸し出しページに購入ボタンも用意し、電子書籍購入の誘導媒体として図書館が有用かどうか調査。結果、電子書籍ユーザーは総じてIT知識が高く、電子書籍購入ボタンをクリックしたのは1%以下だったとのこと。
この実験結果を受け、書店組合Booksellers AssociationのTim Godfray代表は「公共図書館での電子書籍貸し出しは、地元書店にとって脅威であることがより明確になった」とコメントしている。
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