1000体のガンプラ&制作資料を展示 「機動戦士ガンダム展」が東京で
初期設定資料や、映像作品の上映、会場限定ガンプラの販売など、機動戦士ガンダムの魅力を解き明かす展示となる。
東京・六本木の「森アーツセンターギャラリー」で7月18日、「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」が開幕する。期間は9月27日まで。同展は2014年、大阪文化館・天保山で開催されたもの。東京会場では、内容を一部追加して開催する。
1979年4月にテレビアニメの放送がスタートし、プラモデル「ガンプラ」など社会現象となるほどの人気を集めた不朽の名作「機動戦士ガンダム」。展覧会では生みの親・富野喜幸総監督(現・富野由悠季さん)が企画段階で書き記したメモや、美術監督・中村光毅さんによる美術設定・美術ボード、アニメーション・ディレクターの安彦良和さんが手掛けたキャラクター原画、メカニックデザイナー・大河原邦男さんによる多様なモビルスーツの設定画など、1000点に及ぶ資料を展示。会場内の特設シアターでは、ホワイトベースでの大気圏突入をめぐる戦いを体験できる新作映像を特別上映する。
東京会場では、2014年の大阪会場で実施された「ガンプラ大作戦」で来場者が制作したガンプラ1000体を展示するほか、プロジェクションマッピングによる映像も公開。さらにシャア・アズナブルの過去が描かれたOVA「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」制作資料の展示、会場限定のガンプラも販売される。
開館時間は午前10時〜午後8時(入館は午後7時まで)、入場料は一般・大学生2000円、中高生1500円、4歳〜小学生800円。7月17日まではペア券、ファミリー券などを含めた前売り券を販売、各プレイガイドでは平日午後6時〜午後8時でのみ鑑賞可能なアフターシックス券(当日のみ)も販売する。
(画像出典:機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM 公式サイト)
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