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手塚治虫の体験した戦争とは 漫画や肉声を通して伝えるWebサイト「手塚治虫と戦争」が公開:戦後70周年企画
楽天Kobo電子書籍ストア、eBookJapanでは関連書籍の30%オフキャンペーンを実施している。
手塚プロダクションは7月15日、戦後70周年に合わせ、戦争を体験した手塚治虫さんが残した作品や言葉を通して、平和の大切さや命の尊さを伝える企画「手塚治虫と戦争」をスタートした。
同企画では、手塚さんがまだ子どもだった1935年から亡くなる1989年までを、手塚さんの作品や肉声メッセージなどとともに年表形式で紹介。現時点では1935年〜1950年ごろまでのデータが掲載されており、今夏にかけて順次追加される。
企画の開始に合わせ、楽天Kobo電子書籍ストアとeBookJapanでは、手塚さんが手掛けた戦争関係の漫画の30%オフキャンペーンが開催中。
キャンペーン対象作品は、手塚治虫の青春時代などを描いた作品集『紙の砦』、『ゴッドファーザーの息子』、『タイガーブックス』4巻、戦後の混乱期の青春群像を描いた『どついたれ』1巻〜2巻の5冊セットと、第二次世界大戦を背景に、三人のアドルフの運命を描いた『アドルフに告ぐ』1巻〜5巻セット。楽天Kobo電子書籍ストアでは8月20日まで実施する。
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明治大学の米沢嘉博記念図書館で6月19日から。
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