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ヤッパ、SpinMediaをアウトソーシングテクノロジーに事業譲渡
アウトソーシングテクノロジーでは今後、SpinMediaをメディア部門の事業の柱と掲げ、サービス拡充と向上を目指すとしている。
エンジニア派遣・業務請負などを手掛けるアウトソーシングテクノロジーは8月3日、ヤッパの電子書籍配信ソリューション「SpinMedia」の事業を譲り受けることで同社と合意したことを明らかにした。
ヤッパのSpinMediaは2000年から開発・運営されている電子書籍配信のソリューションサービス。オーサリングから配信、ビューワ、ストア構築まで用意されている同ソリューションの採用実績は少なくない。
しかし、近年では、電子書籍サービス単体での提供ではなく、各種ITシステムと連動した提案が求められるようになってきているため、システム開発やさまざなITサービスを提供するアウトソーシングテクノロジーに事業譲渡することで、SpinMediaをより発展させていきたい考え。
アウトソーシングテクノロジーでは今後、SpinMediaをメディア部門の事業の柱と掲げ、機能の強化や汎用性を追求したパッケージングなど、サービス拡充と向上を目指すとしている。
なお、ヤッパは2014年10月にスタートトゥデイグループ傘下となっている。
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