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「BWインディーズ」に著者が直接作品を登録・配信できる新サービス
アカウントを作成すれば電子書籍ファイルを直接登録・配信できるほか、直前までの販売結果をオンラインで確認することができる。
ブックウォーカーは9月8日、個人向けの電子書籍配信サービス「BWインディーズ」で「著者センター」機能を追加した。
BWインディーズは書籍作成サービス「BCCKS」との提携により、電子書籍(EPUBファイル)の制作、納品、販売などを行えるサービス。著者センターにアカウントを作成すれば、電子書籍ファイルを直接アップロードして電子書店「BOOK☆WALKER」へ販売申請が可能に。申請が通ればBOOK☆WALKERで販売開始となり、著者には販売額の50%がロイヤルティーとして支払われる。
直近の売上状況をオンラインで確認できる機能も用意。今後はマーケティングに役立つ情報をリアルタイムに確認できるようにする予定。
登録できる電子書籍は、日本電子書籍出版社協会の規格に準拠したEPUB 3ファイル(リフローもしくはフィックス)で、最大100Mバイトまで。内容審査があり、公序良俗に反するもの、成人向けの作品は審査に通らない可能性がある。販売価格は99円〜1万800円(税込み)で、無料配布も可能。
支払いは毎月末締め翌々月払いで、最小支払い額留保は無し。2016年8月分(2016年11月支払い)までの1年間は、支払いの際の振り込み手数料をブックウォーカーが負担する。
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