日本出版販売(日販)グループのクリエイターズギルドは5月7日、出版社向け電子書籍ビジネス支援サービス「マスタープラン」の提供を開始した。
同サービスでは出版社・著作者が保有する書籍(雑誌含む)データの電子化、電子書店への販売申請から販売促進、印税などの売上管理まで業務を代行。電子雑誌の制作にはモリサワのMCMagazineを用いている。
さらにWebサイトの企画・設計・制作・システム開発・運用までを総合的に提供。電子書籍制作・販売管理を社内で行うためのトレーニング実施、電子書籍ビジネスに関する最新情報なども届けていくという。
同サービスの事例として、インプレスの書籍ポータルサイト、MdN Design Interactive、mibonなどでの取り組みが挙げられている。
関連記事
- 原稿執筆から販売までをサポート、出版社が手掛ける「∞books」
完成した本にはISBNが付与され、出版社であるデザインエッグを通じて出版することもできる。印税は、紙書籍が10%、電子書籍が販売プラットフォームの手数料を差し引いた額の50%。 - 紙・電子の制作から販売までをサポート「BWインディーズ」始まる
BCCKSと連携し、BOOK☆WALKERのIDで制作から販売まで行える。 - 楽天Kobo、出版サービス「楽天Koboライティングライフ」を12月18日から開始へ
年内開始とされていたサービスがいよいよ始まる。 - ブロガー向け電子書籍出版サービス「WOODY」が大幅リニューアル――コミュニケーション機能を強化
スマートフォン対応への対応や読者コメントなどのフィードバックをはじめ、人気作品のランキングや作家同士のフォローも行えるようになった。 - 電子書籍の制作から販売までをサポート――「メディバンクリエイターズ」提供開始
ユーザー同士の交流や、イラスト投稿機能も可能に。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.