アットホーム,日本IBM,松下電送システムがLinuxベースのインターネット動画配信ソリューションで協業
【国内記事】 | 2001.06.05 |
アットホームジャパン,日本アイ・ビー・エム(日本IBM)および松下電送システムは6月5日,ブロードバンド時代へ向け,Linuxとオープンプラットフォームサーバをベースにしたインターネット動画配信システムの構築およびソリューションの提供で協業することを発表した。
この協業により3社は,7月から営業活動を開始する予定という。具体的には,日本IBMのIA(インテルアーキテクチャ)サーバ「IBM eServer xSeries」をベースに,アットホームジャパンのコンテンツデジタル化および圧縮技術と松下電送システムの導入支援,施工・保守管理サービスを組み合わせることで,包括的なソリューションを提供する。
同サービスは,近い将来,一般家庭においてもインターネット接続がブロードバンド化され,動画などの大容量データを容易に送受信できる環境が整備されることを見込んだもの。こうした状況に向け,Webサイトで動画や音声を使ったコンテンツを利用したサービスの提供や企業内研修などに利用できるという。
今回の協業は,LinuxとIAサーバをベースにした,比較的安価なシステム構成によって,インターネット動画配信システムを実現することを目的としている。今後3社は,この協業に基づき,ブロードバンドインターネット分野における事業拡大を引き続き積極的に展開していく計画という。
なお同ソリューションは,幕張メッセで開催されている「NetWorld+Interop 2001 Tokyo」のShowNet Accessコーナーで6月6日〜8日の期間,展示・実演される。
関連リンク
[ ITmedia]