野村総研とマイクロソフト,富士ゼロックスの「x-plaza」を共同で開発
【国内記事】 | 2001.06.05 |
野村総合研究所(NRI)は6月5日,マイクロソフトと共同で富士ゼロックスの企業間電子商取引システム「x-plaza」(クロスプラザ)を開発し,6月1日からサービスを開始したと発表した。
x-plazaは,マイクロソフトが推進するBizTalkフレームワークなど,電子商取引における技術を利用した,オフィスサプライ品を取り扱うe-マーケットプレース。
同システムでは,マイクロソフトのBizTalk Server 2000やCommerce Server 2000など,.NET Enterprise Serversを全面的に採用。なお,これらのサーバ群は,NRIのパートナーであるエクソダスコミュニケーションズの東京IDCでホスティングされている。
マイクロソフトは,製品の技術支援だけでなく,BizTalkフレームワークをベースにした電子商取引における企業間システム連携の標準化を支援している。またNRIは,x-plazaの立ち上げにあたり,SIに関するノウハウをベースとして,マイクロソフトの製品のインプリメンテーションを中心にシステム構築を担当した。
NRIはサービス開始以降,専門のSEによる24時間×365日の体制で,サーバ監視および運用の代行などの運用監視,およびセキュリティ監視を行い,高度な運用技術と厳重な情報セキュリティが要求されるx-plazaのシステム運用を全面的にサポートする計画だ。
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[ ITmedia]