SRA,オープンソースデータベース「PostgreSQL」最新版の日本語ドキュメントを無償公開
【国内記事】 | 2001.06.05 |
SRAは6月5日,オープンソースデータベース「PostgreSQL」の最新バージョン7.1の付属ドキュメントを日本語訳し,同社のWebサイトで無償公開したことを発表した。
PostgreSQLは,商用データベースに匹敵する機能と性能を備えた,世界で最も広く普及しているオープンソースデータベースの1つ。雑誌や書籍などから比較的容易に情報を入手することができるが,付属ドキュメントが英語のため,日本人にとっては分かりにくい部分があったという。
そこで,PostgreSQLとLinuxを中心にサポート/ソリューション事業を展開する同社は,PostgreSQLのさらなる普及を目的に,最新バージョンの付属ドキュメントを日本語化し無償で公開。今回公開対象となるのは,解説ドキュメントの部分で,SGML形式とHTML形式で公開される。
残りのコマンドリファレンスも近日公開を予定。SRAでは,翻訳作業で得たノウハウをサポートビジネスや教育ビジネスなどに反映し,積極的にPostgreSQL関連事業を展開していく予定という。
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[ ITmedia]