N+I Tokyo,展示会場オープンで本格的な幕開け

【国内記事】 2001.06.06

 小雨のぱらつくあいにくの天気となった6月6日,千葉・幕張の日本コンベンションセンター(幕張メッセ)で「Networld + Interop 2001 Tokyo」ショウの展示会場がオープン。4日から行われていた技術者向けのチュートリアルを経て,同ショウの本格的な幕開けとなった。

会場となった幕張メッセ。まだ雨は降っていなかった(9時40分ごろ)

 今年で8回目を迎えるN+I Tokyo。オープニングセレモニーでは,NetWorld+Interop 2001 Tokyo実行委員会の副会長を務める高橋徹氏が,「このイベントが日本のインターネットの基礎となり,発展をもたらした」と宣言した。

「最近では,われわれに深く関わってきた村井純氏の友達,竹中平蔵氏が入閣するなど,日本の国家的な戦略にもこのイベントの果たした役割は大きい。今回のイベントで,日本のネットワークにさらなる発展をもたらしたい」(同氏)

 高橋氏に続いて,NetWorld+Interop日本・アジアプログラム委員会議長で早稲田大学理工学部教授の後藤滋樹氏,ソフトバンクフォーラムの管埜寛之社長がオープニングセレモニーに集まった来場者に挨拶。管埜氏はこの場で,ソフトバンクフォーラムが米キースリーメディアの100%子会社となり,社名を変更することを明らかにした。

 さらに千葉県副知事の大槻幸一郎氏が登場し,「これからはグローバルの時代」(同氏)と,あらかじめ用意しておいた原稿を英語で読み上げるパフォーマンスを見せてくれた。

テープカットのために米キースリーメディアの社長,バレリー・ウィリアムソン氏(右から2番目)も来日した

 テープカットが終わると,会場がオープンし,鮮やかに色取られた展示ブースに来場者が詰め掛けた。8日までの3日間で13万人の来場が見込まれている。

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▼N+I Tokyoの公式Webサイト

[井津元由比古 ,ITmedia]