日本IBM，女子中高生を対象に「EXITE Camp - Summer 2001 in Japan」を夏休みに開催
| 【国内記事】 | 2001.06.14 |
日本アイ・ビー・エム（日本IBM）は6月14日，首都圏在住の女子中高生25名を対象に，8月6日〜10日の5日間，無料で最先端のテクノロジーやエンジニアリングの情報を，楽しく学べるサマーキャンプ「IBM EXITE Camp - Summer 2001 in Japan」（EXITE Camp）を開催することを発表した。
EXITE Campは，日本では初めての試みとなる女子中高生のITサマーキャンプ。米IBMが1999年から女子学生が先端科学を学ぶ同じイベントを開催しており，米国をはじめ世界8カ国21個所にて予定されるという。同取り組みは，年齢や性別，国籍などに関わらず，多様な人材活用を推進するためのIBM経営戦略のキーワード「ダイバーシティー」の一環となる。
参加者が日本IBMの女性社員と一緒に，さまざまな科学を楽しく理解できる内容を目指すという。1日6〜7時間，25名全員が参加するメニューと，興味のあるセッションを選択できる2つのメニューで構成される。まずはキャンプ初日に，全員が自分のホームページを作成して自己紹介することから始まるという。
現在予定されている内容には，ミクロサイエンス，大宇宙，超伝導などの科学の最先端テーマを3つ，著名な科学者が易しく開設する時間を設ける。また，日本IBM社員の得意分野を体験学習できる選択セッションでは，「人間はどうやって色を認識しているのか」や，DNA配列に書かれている遺伝子情報をコンピューターで検索する「生命情報科学」，自分でパソコンを組み立てる「コンピューター・ハードウェア」など，6つのメニューが用意される。
参加資格は，日本IBM・箱崎事業所に5日間，休まずに自宅から通うことが可能な女子中高生。理系が得意である必要はないという。会場までの交通費は自己負担となるが，昼食は提供される。参加希望者は，メール（eb86988@jp.ibm.com）またはFAX（046-273-7381）にて受け付け，応募多数の場合は書類選考および抽選となる。
なお詳細は，同社のWebサイトで紹介されている。
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[ ITmedia]
