R/3を核とした統合アウトプットソリューションに向け,8社が共同検証センターを設立

【国内記事】 2001.07.06

 SAPジャパンが提供しているERPソリューション「SAP R/3」と,オフィスで広く利用されているWindowsプラットフォームとを組み合わせ,統合的に管理可能な環境を実現する――この目的に向けて,国内に共同検証センターが設立されることになった。

 7月5日,SAPジャパンとそのサービス/ソフトウェアパートナー,Windowsプラットフォームでソリューションを提供する8社が,SAP R/3からのアウトプットを統合的に管理し、ソリューションとして提供するための検証センター,「cTOP(Connectivity Technical Operation Project)」の設立・運用に向けて合意したことを明らかにした。

 cTOP設立に向けて合意したのは,SAPジャパンのほか,トップコール,ジェットフォーム,富士ゼロックス,NTTデータ サイエンス,日本ヒューレット・パッカード(HP),マイクロソフトの全8社だ。8社はcTOPの構築・運用を通じて,SAP R/3からのアウトプットとFAXサーバや電子帳票,出力マネジメントなどを連携させ,統合的に管理するための検証環境を提供していく。

 cTOPの検証環境として,Windows 2000上で稼働するSAP R/3に,アーカイブソフトウェア(イキソスソフトウェア),帳票出力ソフトウェア(ジェットフォーム),FAXサーバ(トップコール),出力管理システムやプリントサーバ(富士ゼロックス)を組み合わせたシステムが考えられている。一連のソフトウェアは日本HPのNetServerシリーズ上に構築される。また,NTTデータ サイエンスによって,各種コンサルティングやSAPモデルシステムが提供される。

SAPPHIREのブースで展示されたトータルソリューション

 これまで海外では,SAP R/3を中心に,それぞれの製品を個別に連携させた例はあったが,国内での技術検証,導入までには至っていなかった。また,cTOPで実現するような,トータルソリューションの形での検証も例がない。

 8社はcTOPを通じて,データの入力から出力までをサポートする連携動作の検証と,顧客に向けたデモンストレーションを実現していく考えだ。なお,cTOPは東京・江東区のSAP Labs 東京開発センター内に構築される。

関連リンク

▼SAPジャパン

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