スマートバリュー,改ざんされたWebを修復するソフトウェアを発売
【国内記事】 | 2001.08.06 |
スマートバリューは8月6日,不正に書き換えられたWebページを復元するためのソフトウェア「Phoenix」の販売を開始した。同社ではPhoenixによって,万一不整アクセスの被害を受けてしまった際の影響を最小限に抑えることができるとしている。
Phoenixは,対象となるWebサーバ上で動作し,不正な書き換えが行われないかどうかを監視する。万一Webの書き換えが行われた際には即座にコンテンツを元の状態に修復するとともに,あらかじめ指定した電子メールアドレスや携帯電話に,改ざんがあった旨を通知する仕組みだ。
また改ざんが行われた場合,前後の時間帯のログファイルが抜き出され,自動的に管理者宛に送付されるようになっている。書き換えられたファイルを別途保存しておくことも可能だ。
Phoenixは,動作を定義する制御ファイルに基づいて監視作業を行う。Webサーバ全体だけでなく,監視対象をディレクトリごとに設定することが可能だ。
PhoenixはSolaris,RedHat Linux,Turbo Linux,FreeBSD上で動作する。価格は80万円。
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[ ITmedia]