日立ソフトウェアエンジニアリング,Webサイトのレスポンス監視ツールを発表

【国内記事】 2001.08.29

 日立ソフトウェアエンジニアリングは8月28日,Webサイトのレスポンス状況を監視する「Assam WebMonitor Version 1.00」を発表した。

 この製品は,同社が提供するWebサーバの性能評価ツール「Assam WebBench Version 5.00」と,障害が発生したときにそれを即座に通知する「TELstaff Enterprise Version 3.00」を組み合わせて実現されている。

 監視対象となるWebサーバは,常時Assam WebBenchによる監視下に置かれる。Assam WebBenchでは,Webアプリケーションの要件に応じた監視用シナリオを作成し,仮想クライアントでこのシナリオを実行することで,Webサーバが期待通りに稼働しているかを確認する仕組みだ。

 この結果,もしWebサイトのレスポンスが劣化したり,障害が発生した場合には,Assam WebBenchからTELstaffが起動され,携帯電話やポケベル,電子メールなどを通じてあらかじめ登録した管理者に通知される。障害の発生時間や緊急度によって,パトランプや掲示板など,さまざまな通知手段を組み合わせることが可能だ。

 Assam WebMonitorはWindows NT 4.0上で動作する。価格は180万円で9月より出荷される予定だ。

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▼日立ソフトウェアエンジニアリング(Assamシリーズ)

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