コマツソフトとSAS，マイニング分野で協業を発表
| 【国内記事】 | 2001.10.17 |
コマツソフトSASインスティチュートジャパンは10月17日，データマイニングとテキストマイニングの融合したCRMソリューションによる新たなビジネス拡大を目的とした共同プロモーションを実施することで合意したことを発表した。
この契約に基づきコマツソフトとSASは，両社が所有するソフトウェアを利用したCRMソリューションに関する共同プロモーションを実施。同プロモーションには，協業の目的を達成するために必要な技術情報の相互開示も含まれ，両社製品を連携させたソリューションの共同検証およびコンサルティング活動のほか，セミナーの共同開催など，共同プロモーションを展開し，新たなビジネス市場の開拓を目指すという。
さらに，テキストマイニングによる分析結果を，大容量のデータ加工・分析力に優れたSASのデータマイニングソリューションに組み入れることで，顧客の定性データから導き出された貴重な情報をデータマイニングに取り込み，より精度の高い分析ができるようにする。 感性のマイニングにより，購買行動のメカニズムを明らかにし，マーケティング，品質保証・管理，コールセンター／コンタクトセンターなど，分析系ツールの性能を発揮できる分野において新しい価値を引き出すことが可能になるという。
共同プロモーションの第一段としてSASは，コマツソフト主催で10月19日に開催される「テキストマイニングセミナー 〜トップ企業でのCRM構築事例の紹介〜」に協賛し，テキストマイニングとデータマイニングの効果的な統合を提案する予定。
関連リンク
[ ITmedia]
