沖電気,Webアプリパフォーマンス管理ツール「DressUP Performance for J2EE」を発売

【国内記事】2001.11.01

 沖電気工業は11月1日,Web性能の常時監視を実現するWebアプリケーションパフォーマンス管理ツール「DressUP Performance(ドレスアップ・パフォーマンス)for J2EE 」の販売を同日から開始,2001年12月から出荷を開始することを発表した。

 DressUP Performance for J2EEは,統合システム管理ソリューション「DressUP Framework」を拡充するWebアプリケーションパフォーマンス管理ツール。BEAシステムズのWebアプリケーションサーバ製品「BEA WebLogic Server」やオラクルのデータベース製品「Oracle」などの運用状況の管理に加え,Webアプリケーションのパフォーマンスを一元的に管理する機能が搭載されている。

 同製品を利用することで,電子商取引システムなど,Webベースの基幹業務システムを効率的に運用管理することが可能。また,CPU使用率やメモリ使用率など,システムリソースやサーバへの単位時間あたりのアクセス数やレスポンス時間など,Webアプリケーションのパフォーマンスについても管理することができる。

 収集した稼働履歴データは,グラフ化により動作状態を視覚的に捉え,異常点を発見できる。さらに詳細なデータは,ドリルダウンにより表形式で確認でき,迅速な対応が可能という。

 統合システム管理ソリューションのDressUP Frameworkでは,HPの統合システム管理環境「HP OpenView」製品を採用し,「HP OpenView performance」との連携により,ネットワーク管理画面上で容易にWebアプリケーションのパフォーマンス管理が可能になる。

 稼働環境は,Solaris8,Windows NT4.0/2000,hp-ux 11.0をサポート。価格は使用権(サーバライセンス)が15万円。別途,HPの「HP OpenView performance agent」が必要になる。

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