日本エフ・セキュア,一元的な設定が可能なパーソナルファイアウォールを発表

【国内記事】2001.11.27

 日本エフ・セキュアは11月26日,リモートからの一元管理が可能なパーソナルファイアウォール製品の新バージョン「F-Secure ディストリビューテドファイアウォール バージョン5.35」を12月より出荷することを明らかにした。

 ウイルス感染の拡大,不正アクセスの増大などを受けて,パーソナルファイアウォール製品の出荷が伸びているが,その多くではユーザー自身が個別に設定を行う必要がある。これに対しF-Secure ディストリビューテドファイアウォールでは,管理者が,ポリシーマネージャを通じて一元的にファイアウォールを設定し,監視することが可能だ。また,各PCやポリシーマネージャでは,個々のPCに対する攻撃の内容や履歴を確認できる。

 これにより,出張先や自宅などで作業を行う従業員に対しても,企業のポリシーに応じて一元的な不正侵入対策を実現し,社内ネットワークへのウイルス二次感染や情報漏洩を防ぐことができる。

 F-Secureディストリビューテドファイアウォールは,Windows 95/98/Me,Windows NT/2000に対応しており,2002年2月にはWindows XPもサポートする予定だ。価格は1ユーザーパッケージで6500円,100ユーザーでは1ユーザーにつき3000円などとなっている。

関連リンク

▼日本エフ・セキュア

[ ITmedia]