ネットワールド,「VMware Workstation 3.0」を利用したWindows 2000/XP移行支援プログラムを開始

【国内記事】2001.12.10

 ネットワールドは12月7日,Windows 95をはじめとするマイクロソフトの旧バージョンのOSを,Windows 2000やWindows XPなどの新しいOSに移行する計画の企業向けに,移行支援プログラムを提供することを発表した。

 同発表は,マイクロソフトがWindows 95を12月31日に,「非サポート対象フェーズ」にすると発表したことに基づくもの。これにより各企業では,古いOSから新しいOSへアップグレードすることが急務となる。しかし同社では,Windows 95向けに開発されたアプリケーションは,Windows 2000やWindows XP上では稼動しないことが多く,新しいOSへの移行を阻害する大きな要因となっているという。

 同支援プログラムでは,米VMwareのバーチャルマシン製品の最新版「VMware Workstation 3.0」を利用して,1台のPC上でWindows 95やWindows 2000など,複数のOSを同時に利用可能にすることで,一時的に旧OS上でのアプリケーションの利用を可能にし,時間的,コスト的の両面から移行を支援することを可能にするという。

 同社では,無償の事前相談受付をはじめ,顧客ごとのコンサルティングサービス,アプリケーションの稼動検証サービス,VMware Workstation製品の提供と標準保守サービスなどのサービスを提供する予定。また,米VMwareに日本向けプログラムを支援する技術プロジェクトチームを発足するほか,営業の専任窓口,技術専任グループを設置するという。

 同プログラムは12月7日より正式に提供が開始されている。

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[-- ITmedia]