モンタビスタ,組み込みLinuxをインテルのXscaleチップに対応

【国内記事】2002.2.12

 米モンタビスタソフトウエアは2月12日,同社の主力製品である「MontaVista Linux 2.1」がインテルの新しいXscaleプロセッサ「Intel PXA210」および「Intel PXA250」アプリケーションプロセッサをサポートすることを発表した。

 Intel PXA210およびIntel 250アプリケーションプロセッサは,Intel XScaleマイクロアーキテクチャに基づいて開発されており,フル機能のハンドヘルドコミュニケーションデバイスや先進のPDAなど,次世代のワイヤレス接続機器用に設計されたもの。同プロセッサを利用することで,高性能で堅牢な機能と汎用性をワイヤレスデバイスに搭載できる。

 MontaVista Linux 2.1およびその関連開発ツールは,Intel PXA210/250アプリケーションプロセッサに最適化されており,両製品の組み合わせにより,次世代のモーバイル/ワイヤレス機器の製品化におけるコスト低減と開発期間短縮を実現できるという。

 Intel PXA210/250アプリケーションプロセッサに対応したMontaVista Linux 2.1は,2002年第1四半期にリリースされる予定。

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