日本ユニシス,IDFでXeon MPおよびMckinleyを搭載したES7000のデモを実施

【国内記事】2002.2.27

 日本ユニシスは,米ユニシスが2月25日にIntel Developers Forum(IDF)において,間もなくリリース予定の米インテルのXeon Processor MP(コードネームFoster)を32個搭載したUnisys e-@ction Enterprise Server ES7000(ES7000)を用いたデモを実施したと発表した。また,次期64ビットプロセッサ(コードネームMckinley)を16個搭載したサーバのデモも併せて実施している。

 正式発表前のXeon MPを32個搭載したES7000は,NetBurstマイクロアーキテクチャーやハイパースレディングなどの技術を持つXeonを搭載することで,ES7000が「スケーラビリティの向上」「トランザクション数の増加」「レスポンスタイムの高速化」「サポートユーザ数の増大」を図ることが可能になるとしている。

 また,Mckinleyで知られる64ビット搭載サーバのデモでは,16個のプロセッサを稼働させている。

 これらのデモは,航空券予約システムをシミュレートしたトランザクションプロセシングを行うもの。実際に発着の飛行ルートをグラフィカルに見せることにより,米ユニシスが開発したCMP(Cellar Mult-Processing)アーキテクチャがリニアなスケーラビリティを実現していることを示す内容となっている。

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