SQL Server 2000とBizTalk 2002のWebサービス構築向けツールキットをMSが発表

【国内記事】2002.3.08

 マイクロソフトは3月8日,Visual Studio .Netによる.Net Enterprise Serversを基盤としたXML Webサービス構築を支援するアドオンツール「Microsoft SQL Server 2000 Webサービスツールキット」を同日から,「Microsoft BizTalk Server 2002 Webサービスツールキット」を4月上旬から,それぞれ無償で提供を開始することを明らかにした。

 これらのツールキットによって,開発者が.Net Enterprise Serversと統合したXML Webサービスの構築を,容易かつ迅速に行うことができるという。

 SQL Server 2000 Webサービスツールキットは,SQL Server 2000に標準で搭載されているXML対応機能を拡張し,XML Webサービスに対応するためのツールキット。SQL Server 2000のストアド プロシージャや,ユーザー定義関数をXML Webサービスとして呼び出すSOAPプロバイダの機能を提供する。

 また,.Net Framework上で動作するコンポーネントから,直接XMLでSQL Server 2000とのデータ連携を可能にするSQLXMLマネージクラスも提供する予定だ。

 一方,BizTalk Server 2002 Webサービスツールキットは,Visual Studio .Netと統合し,複数のXML Webサービスおよび既存のシステムを利用したビジネスプロセス統合を,より簡単に実現するためのツールキット。

関連リンク

▼SQL Server 2000 Webサービスツールキット (3月8日から)

▼BizTalk Server 2002 Webサービスツールキット(4月上旬から)

▼Windows 2000チャンネル

▼.Netへの道のり

▼マイクロソフト

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