CAとヴァイタル,ポータル製品の導入支援で提携強化

【国内記事】2002.3.12

 コンピュータ・アソシエイツ(CA)は3月12日,ヴァイタル・インフォメーションとソリューションパートナー契約を締結したことを発表した。ソリューションパートナー制度は,代理店契約による製品の再販だけでなく,顧客に対する最適な導入支援サービスを提案することを目的に体系化された新しいパートナーシップ制度。

 この提携によりヴァイタル・インフォメーションは,まずはCAの提供する「CleverPath Portal」にフォーカスしたビジネスを推進し,そのほかのCA製品においてもワンストップソリューションとして提供できる体制を確立していく計画という。

 具体的には,東京・大阪あわせて120名規模の技術者・営業担当者に対し,CA製品の教育を実施し,導入支援を行うための体制を確立する。これにより同社は,現時点で国内最多のCA製品をサポートできるポータル技術者を持つパートナーになるという。

 同社はさらに,ポータルの教育のための研修室を東京本部内に設置し,CAの認定トレーニングセンターとして,外部顧客向けの教育についても実施していく予定という。東京本部および大阪本部では,ショールームも併設し,CleverPath Portalのデモ環境を構築。顧客に自社システムをポータル化した場合を容易にイメージできる環境を実現するという。

 CleverPath Portalは,さまざまな形式のアプリケーションやデータソースをパーソナライズし,統合された環境として,WebブラウザやWAP対応デバイス,ワイヤレスPDAなどから容易にアクセスできる環境を実現するポータル製品。従来は,「Jasmine ii Portal」と呼ばれていたが,2001年のブランド統合により,CleverPath Portalに製品名称が変更された。

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