米ノベル,eDirectory 8.7の公開ベータ版を4月15日より提供
【国内記事】 | 2002.3.20 |
米ノベルは3月18日,ディレクトリ製品の最新バージョンである「Novell eDirectory 8.7」の公開ベータ版を,4月15日より同社Webサイトを通じて提供することを発表した。
Novell eDirectory 8.7では,新たにWebベースの管理インタフェース「iManager」が提供され,リモートのPCや携帯端末から管理作業が行えるようになる。eDirecrotyの管理権限を役割(ロール)に応じて委譲することで,負担を軽減することも可能だ。
新バージョンではまた,XMLのサポートが強化されるほか,追ってディレクトリ用のUDDIサービスが提供される。この結果,Webサービスの効率的な管理と,UDDIレジストリへの安全なアクセスが可能になるという。
Novell eDirectory 8.7にはさらに,Novell Modular Authentication Services(NMAS)のStandard Editionが同梱される。これを利用すれば,ディレクトリをベースとし,さまざまな手段を組み合わせた認証を容易に実現することができる。
また同バージョンには,複数のソフトウェア開発ツールも含まれている。これらツールを活用すれば,ディレクトリのモニタリングツールや監査ツールの作成が可能になる。
Novell eDirectory 8.7の正式な出荷日,日本でのリリース時期は未定だ。
関連リンク
米ノベル(Novell eDirectory 8.7公開ベータ版提供サイト,4月15日より)
[ITmedia]