パワードコム,各エリアのサービスを統合した「Powered Internet」サービスを4月より提供

【国内記事】2002.3.25

 パワードコムは4月1日より,企業やサービスプロバイダー向けのインターネット接続サービス「Powered Internet」(POINT)の提供を開始する。これまで関東(TTCN),中部(CTCN),関西(WCN)の各エリアで,それぞれ電力系通信事業者を通じて提供されてきたサービスを統合したものだ。

 POINTには,企業向けに提供される接続サービス「Powered Internet」のほか,インターネットサービスプロバイダー向けの高速・高品質なサービス「Powered Internet Pro」,上り/下りの帯域を非対称に設定し,コンテンツサービスプロバイダー向けにリーズナブルな料金体系を提供する「Powered Internet Upstream」の3メニューが用意されている。

 このうちPowered Internetには,「10Mbps専用」と,最大8ユーザーで帯域を共有する「10Mbps共用」という2品目があり,いずれも,同社が提供する広域イーサネットサービス「Powered Ethernet」をアクセス回線として利用する。したがって,接続インタフェースはイーサネット(10BASE-T)だ。

 どちらのメニューにおいても,機器を自社オフィスに設置する「リモート」と,パワードコムの局内にコロケーションする「ハウジング」が選択できる。利用料金は,10Mbps専用でリモートの場合は月額49万8000円,ハウジングでは39万8000円。また,下り帯域として最低1Mbpsが保証される10Mbps共用では,それぞれ月額22万円,18万円となる。

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